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代表的な症状
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- 口腔乾燥症(ドライマウス)=口が乾く
- 眼乾燥症(ドライアイ)=目が乾く
- 関節が痛む
- 疲れやすい
- 皮膚に異常が現れる
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| 患者さんの分布 |
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40〜60歳の女性に患者さんが多くみられます。
慢性関節リウマチの患者さんの約5人に1人がシェーグレン症候群を合併していると言われています。
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| シェーグレン症候群は、自己免疫の異常によって発症することがわかっています。医学的には、「自己免疫疾患」と呼ばれ、主症状とされる「口腔乾燥症(ドライマウス)」「眼乾燥症(ドライアイ)」の他にも、全身に様々な障害を引き起こすことがあります。 |
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自己免疫疾患では、免疫システムが自己の正常な組織(細胞)を攻撃するために障害が生じます。
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(例)口腔乾燥症(ドライマウス)の原因
唾液を分泌する唾液腺組織が免疫システムによって傷害を受けると、唾液が出にくくなるという障害が生じます。
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年齢40〜60歳の女性に患者さんが多いのが特徴です。ただし、若年者、高齢者の患者さんも少なくないことがわかります。また、男性の患者さんも、率は低いながらもいます。
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厚生省班研究の調査では、日本国内におけるシェーグレン症候群の年間受療患者数は17,000人であるという結果がまとまりました。
しかし、シェーグレン症候群の患者数は近年増加しています。 これは、病気自体の認知度の向上や診断基準の普及などによって、発見・診断される率が高くなったことによります。
専門医の間では、診断をされていない潜在的な患者さんを含めると、約10〜30万人の患者さんがいると推定されています。
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シェーグレン症候群を発病するパターンは2種類あり、医学的にもこの2種類に大別されています。
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原発性シェーグレン症候群
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慢性関節リウマチなどの膠原病の合併のないシェーグレン症候群のことです。 口腔乾燥症(ドライマウス)と眼乾燥症(ドライアイ)が問題となります。
この他に全身性の病変を発症することがあります。
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続発性シェーグレン症候群
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慢性関節リウマチなどの膠原病に合併するシェーグレン症候群のことです。 膠原病の症状と併せて、シェーグレン症候群の症状である口腔乾燥症(ドライマウス)と眼乾燥症(ドライアイ)などが問題となります。
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| ▼代表的な膠原病とシェーグレン症候群の合併 |
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シェーグレン症候群と診断をされている100名の患者さんに自覚症状に関するアンケートを行った結果です。グラフが示すとおり、多様な症状を示す病気であることがわかります。
ただし、合併している病気や加齢による症状なども含まれていると考えられるため、これらがシェーグレン症候群による症状なのかどうかは専門医による鑑別が必要です。
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<ミニ解説>
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■関節が痛む
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多くの場合、複数の関節が痛む症状があらわれます。しかし、関節の破壊、骨の変形などの慢性関節リウマチに見られる重症病変になることはありません。
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■夜中にトイレに起きる
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加齢によるものや、腎臓に病変が存在していることが疑われます。
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■咳がよく出る
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気管粘膜の乾燥、あるいは呼吸器(肺)に病変があることが疑われます。
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■レイノー現象
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強い冷感、感情の起伏などによって、四肢末端(手指、足先)が蒼白になり、次いで紫色になって、ピリピリ痛んだりする症状があります。
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■性交時不快感がある
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膣の乾燥によって生じていることが考えられますが、更年期障害やエストロゲン欠乏による影響も大きいと考えられます。
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口腔乾燥症(ドライマウス)は、以下のような自覚症状として現れることが多いことがわかっています。
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- 唾液が出ない
- 口が乾く
- 口が乾いて会話が長く続けられない
- 食べ物がうまく飲み込めない
- 舌がひび割れる
- 味がよくわからない
- 虫歯が増えた
- 口内が痛む
- 口角炎ができる
その他に、
- 耳下線が繰り返し腫れる
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唾液腺には、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つがあります。
これらが免疫システムによって攻撃を受け、傷害を受けると、口腔乾燥症(ドライマウス)が起こります。
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眼乾燥症(ドライアイ)は、以下のような自覚症状として現れることが多いことがわかっています。
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- 涙が出ない
- 目が乾く
- 目がコロコロする
- 目がつかれる
- まぶしい
- 目に痛みがある
- 目やにがたまる
- 物がゆがんで見える
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涙液は涙腺から分泌され、左図の矢印のように流れていきます。
涙腺が免疫システムによって攻撃を受け、傷害を受けると、眼乾燥症(ドライアイ)が起こります。
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